アンクル ～僕の最高のおじさん～

『模範刑事』『智異山＜チリサン＞～君へのシグナル～』など数々のドラマに出演し、その演技力で存在感を放ち続けるベテラン俳優オ・ジョンセ。彼が人生に挫折したミュージシャン、ワン・ジュニョクに扮し、厳しい状況にある姉と甥を助けながら、自身も成長していく物語。トラウマを抱えた甥ミン・ジフに扮するのは、子役で活躍するイ・ギョンフン。はじめはお互いを突き放そうとする関係だが、やがてかけがえのない存在になっていく様子が見事に表現される。二人が紡いでいく叔父と甥の絆は、見る者の心をあたたかくする。

ミュージシャンとしての成功を夢見ながら、度重なる挫折で先の見えないワン・ジュニョク（オ・ジョンセ）は、姉ワン・ジュニ（チョン・ヘジン）からの10年ぶりとなる連絡で、甥ミン・ジフを迎えに行くことに。はじめは自分を裏切った姉を許せないジュニョクだが、姉と甥が抱えている心の傷を知り、不思議な3人の同居生活が始まり、格差社会や家族問題などあらゆる困難に向き合っていく。そして信頼する仲間とともに立ち向かう彼らの姿に胸が熱くさせられる。そんな辛い状況を描きながらもコメディを交え、涙あり笑いありで楽しめる。
ジュニョクとジフの凸凹コンビが、奏でる音楽シーンも必見！また、チョン・ヘジン、パク・ソニョン、イ・サンウといった熟練の俳優がドラマを支え、しっかりと物語を届けてくれる。

ミュージシャンであるジュニョクと、ミュージシャンを夢見るジフが主役なだけに、ドラマの中には歌唱シーンが満載、その挿入歌も感動ポイント。1つ１つの歌が、物語とリンクしドラマを盛り上げている。ミュージカルやミュージックビデオのような出演者たちのパフォーマンスが楽しめる演出も！ジュニョクの歌唱はプロの歌手の吹き替えとなるが、オ・ジョンセの卓越した演技で違和感を与えない。また、ジフや子供たちの歌唱シーンでは、親の気持ちに感情移入し涙を誘う。最終話のエンディングには、オ・ジョンセが歌う「青い鳥」が入るので、お見逃しなく！

ある事情から、２人で暮らし始める母ワン・ジュニと息子ミン・ジフ。その頃、ジュニの弟ワン・ジュニョクは人生の中で姉や友人に騙され、ミュージシャンの夢を諦めかけていた。そんな時、ジュニョクにジュニから連絡が入る。母子と叔父、３人の生活が始まる。