君たちはどう生きるか

2013年の『風立ちぬ』以来、10年ぶりとなる宮﨑 駿監督12本目の劇場用長編映画。背景音楽は宮﨑 駿監督とのコンビネーションは長編11作目となる久石 譲、主題歌「地球儀」を手掛けたのは米津玄師。最高峰のスタッフと豪華キャストが集結した。「映画の原点に帰りたかった」という鈴木敏夫プロデューサーの〝宣伝をしない〞宣伝が人々の期待感を醸成させ、圧倒的な話題となって日本中を席巻し、2023年7月の劇場公開と共に大ヒットを記録。興収約93億円を記録し、約626万人を動員している（2024年４月３日現在）。
　また、第96回米国アカデミー賞®長編アニメーション映画部門賞、第77回英国アカデミー賞アニメーション映画賞、第81回ゴールデン・グローブ賞アニメーション映画賞など、日本アニメーション史上初の快挙として数々の映画賞を受賞した。

火事で母・ヒサコを失い、父・勝一とともに疎開し、青鷺屋敷へと引っ越して来た11歳の眞人。彼の前に、ヒサコと、姿を消したヒサコの妹で眞人の継母・夏子の居場所を知っていると言うサギ男が現れる。眞人は謎のサギ男にいざなわれ、大伯父が築いたもうひとつの世界へ。