コンビニのセッピョル

除隊後の復帰作『僕を溶かしてくれ』で、演技でも肉体でもその輝きを見せつけ、完璧なカムバックを果たしたチ・チャンウク。彼の復帰2作目となるこの『コンビニのセッピョル』では、情けない部分はありながらも人間としての優しさや正しさを持った、お人好しなコンビニ店長のチェ・デヒョンに扮し、美しい姿だけでなく、彼の持つ人柄を映したような親しみのある魅力を発揮する。除隊後、続々とドラマや映画の出演など精力的に活動するチャンウクの注目作！

国民の妹と称された子役時代から、『雲が描いた月明り』で大人の女優としての実力を見せたキム・ユジョン。そんな彼女が扮するキュートなのに喧嘩の強いチョン・セッピョルと、チャンウク扮するお人好しだけどちゃんとした大人のデヒョンが繰り広げる、押せ押せ女子と素直になれない大人の男の、歳の差ラブコメディは心がキュンキュンさせられる。特にユジョン扮するセッピョルが魅せる小悪魔的キュートさは、見ているこちらが、可愛いと思わずにはいられない。

演出を『熱血司祭』のイ・ミョンウが手掛け、可愛くてカッコいいセッピョルの戦う喧嘩シーンは、豪快で迫力満点！喧嘩が得意な男も怯えるようなセッピョルを、演じ切るユジョンの身体能力の高さにも驚かされる。また、そんな強いセッピョルを大人としてしっかり守ろうと、時には叱り、時には見守るデヒョン扮するチャンウクの姿に心癒される。ハン・ソナ扮するデヒョンの恋人ユ・ヨンジュと、セッピョルの、セレブで美しい大人の女性VS若くて小悪魔な女の子という女の戦いにも注目。

近年人気のWEBマンガからのドラマ化で、物語の進み方はテンポよく、楽しみながら見ることが出来る。また、登場人物にはリンクするようにWEBマンガ家が登場したり、個性豊かなキャラクターが登場し、物語に笑いの花を咲かせてくれる。

彼女に振られ傷心のデヒョンは、その帰り道で出会った不良少女に突然キスをされてしまう。それから3年後、コンビニ店長をするデヒョンの前にあの不良少女、セッピョルが現れる。アルバイト募集で来た彼女だが…。

『コンビニのセッピョル』のオファーをいただいた時、コンビニという空間が日常生活でとても馴染みのある場所だったので、より興味深く感じました。また、その中で起こる小さな出来事がとても面白かったですし、「この作品に出演すれば、僕の新しい一面をお見せできるのではないか」と思い出演しましたが、とても楽しかったです。

コンビニの店長役だったので、コンビニの仕事内容について学びました。

『コンビニのセッピョル』というドラマは、台本に没頭したり、役に入り込むというよりは、現場で監督とふざけたり、共演者の方と冗談を言ったりおしゃべりをしながら絆を深めることが重要な作品だったので、現場では、できる限りリラックスした状態で楽しみながら撮影をしました。

大変だったことは、コメディジャンルなので、セリフのテンポに気を付けたり、相手役の方と息を合わせることが想像以上に重要であり、難しかったことです。

本作は、ほとんどセット撮影だったのが印象深いです。また、コメディなので、笑いをこらえきれずにNGが出る場面がたくさんあったのを覚えています。

僕はジンクスのようなものは特にないですね。

些細な面白さがある、甘くて可愛らしいドラマです。B級コメディのような感じもあり…。僕がこれまで出演した作品の中で、最も生活感があり気楽な作品だったので、そういった部分が見どころだと思います。

日本の視聴者の皆さん、こんにちは。チ・チャンウクです。『コンビニのセッピョル』という作品を通してご挨拶をすることになりました。たくさん期待し、楽しんでご覧いただけたら嬉しいです。今後も良い姿をお見せいたします。ありがとうございました！