知ってるようで知らないイヤホンの構造
公開日:2023.06.06
知ってるようで知らないイヤホンの構造

イヤホンはなぜ音が鳴るの?
おすすめ商品も紹介!

イヤホンは、音楽やゲーム、動画の音声を楽しんだり、通話やテレワークに使用したりと、現代の生活に欠かせないアイテムとなっています。しかし、その内部がどのような構造になっており、なぜ音がなるのか、そしてどのような種類が存在するのかは詳しく知らないという方が多いのではないでしょうか。

そこで今回は、知ってるようで知らないイヤホンの構造や仕組みについて詳しく解説します!また、ゲオで販売されているおすすめのイヤホンもご紹介しますので、ぜひこの機会にチェックしてみてください。

イヤホンって
どういう仕組みなんだろう?

イヤホンは、耳などに装着することで音が聞こえる装置です。
では、なぜイヤホンから音が鳴るのか、その仕組みをご存じでしょうか? 実際の仕組みは、スマートフォンや他のデバイスから送られる電気信号が、イヤホン内部にあるドライバーユニットに届けられ、そこで電気信号が音に変換されるというものです。

ここからは、イヤホンの構造や種類について詳しく見ていきましょう。

イヤホンの構造

イヤホンは主に以下の6種類のパーツから成り立っています。

ドライバーユニット

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電気信号を音に変換するパーツ。大きさや形式によって音質が変わる。5~6mmは小口径、10mm以上は大口径に分類される。

イヤーピース

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耳に装着する部分についているゴムのようなもの。素材や大きさによって音や遮音性が変わる。

ノズル

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イヤーピースをつける軸の部分。

ケーブル

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有線イヤホンについている、デバイスとイヤホンを接続するもの。

コネクタ

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イヤホン本体とケーブルの着脱部分。

プラグ

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有線イヤホンについている、デバイスに接続する金属部分。

ドライバーユニットにはさまざまな種類が存在しますが、なかでも広く普及しているのがダイナミック型です。ボイスコイルと呼ばれるパーツが電気信号を受け、ダイアフラムと呼ばれる振動版を前後に動かし、空気を振動させることで音が鳴ります。片耳に一基ずつ搭載されるのが一般的ですが、商品によっては2基搭載されたものもあります。低音域が力強く響き、パワフルな音質なのが特徴です。

イヤホンの形状

イヤホンの形状は「完全独立型イヤホン」と「ネックバンド型イヤホン」、「左右一体型イヤホン」の3種類に分けられます。

完全独立型
イヤホン

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左右のイヤホンがケーブルなどでつながっておらず、それぞれ独立しているタイプのイヤホンです。コンパクトかつコードレスなので装着感は非常に快適です。ただ、うっかり耳から外れるとそのまま落下することも・・・。

ネックバンド型
イヤホン

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ケーブルの一部が首にかけるネックバンド状になったものです。バンド部分に機能を搭載できるため、高性能なイヤホンとして販売されているケースも多いです。安定感があり使いやすいスタイルです。

左右一体型
イヤホン

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ネックバンドがなくケーブルだけでイヤホンがつながっているタイプのイヤホン。このタイプは、コンパクトでスッキリとしたデザインが特徴的でワイヤレスイヤホンの中でも人気があります。

イヤホンの装着方法

イヤホンを装着方法で分類すると、「カナル型」「インナーイヤー型」「骨伝導」「耳掛け型」「首掛け型」「ヘッドホン」に分けられます。

カナル型とインナーイヤー型

それぞれ耳の穴にイヤホンを入れて装着するタイプで、カナル型はシリコン製のイヤーピースで耳の穴を塞ぐように装着し、インナーイヤー型はカナル型よりも浅く、耳の穴に引っ掛けるようにして装着します。

骨伝導

耳の周囲の骨を振動させることで音を伝える仕組みになっているため、耳を塞がず、耳の骨に当てるようにして装着します。耳を塞がないからこそ、周囲の音もしっかりと拾うことができ、ながら聞きができるので色々なシーンで活躍します。

耳掛け型と首掛け型

それぞれその名の通り耳に掛けたり、首に掛けたりして使用するタイプのイヤホンです。どちらも耳の穴を塞ぐタイプではないため、耳の中にイヤホンを装着するのが苦手な人におすすめ。一方で、音漏れや周囲の音は広い安くなっていますので、自宅などの落ち着いた空間で利用すると良いでしょう。

ヘッドホン

耳全体を覆って使用するデバイスで、イヤホンよりもサイズが大きいため高性能な商品が多く存在します。音質がよく、ノイズキャンセリング機能も高品質なので、ダイナミックかつ繊細な音を楽しむことができるでしょう。ただ、サイズが大きいので、持ち歩きには大きなカバンが必要かもしれません。

イヤホンの接続方法

イヤホンの接続方法は、大きく「有線」と「ワイヤレス」の2つに分類されます。

有線

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イヤホンとデバイスを有線で接続するタイプのイヤホンで、安定した接続ができるのが強み。電波の状態や通信のスピードなどの影響を受けないため、動画の音声のズレが起きにくく、また無線機能分のスペースを活用できるため、音質などにこだわった製品にすることができるといった強みがあります。一方で、有線だからこそどうしてもケーブルが邪魔になってしまったり、デバイスによって接続用の端子がついていないケースもあり、利便性は少々低くなっています。

ワイヤレス

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ケーブルなしで音楽や通話を楽しむためのイヤホンです。一般的にはBluetooth技術を使用して、スマートフォンや音楽プレーヤーなどの音源デバイスと接続されます。その利便性は非常に高く、ケーブルのない本体だけで音楽を聴ける快適さは、一度経験するとやみつきになってしまうほどです。ただし有線で接続していない分、通信の状況によっては接続が安定しなかったり、遅延が発生してしまったり、定期的に充電を行わなければならないといったデメリットもあります。

ノイズキャンセリングの仕組み

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環境音を軽減し、音楽への没入感を高めてくれるノイズキャンセリング機能。このノイズキャンセリングは、大きくパッシブノイズキャンセリングとアクティブノイズキャンセリングに分かれます。

パッシブノイズキャンセリングは単純明快で、イヤホンの形状や密着性などを調整することで、いかに外部の音を耳に届けないようにするかというもの。一見すると地味ですが、そこにこだわっているイヤホンとそうではないイヤホンとでは、ノイズの入り方が大きく異なります。

そしてもう一つのアクティブノイズキャンセルとは、周囲の音を拾い、それに対して反対の音をぶつけることで、ノイズそのものを消してしまう仕組みのこと。このアクティブノイズキャンセルには、外部のノイズのみを拾って反対の音をぶつけるFF(フィードフォワード)方式と、外部のノイズと再生されている音楽の両方を拾って反対の音をぶつけるFB(フィードバック)方式の2種類があり、FB方式のほうがより精度が高くノイズを検出でき、高いノイズキャンセリング効果を発揮します。

ゲオで販売中の
おすすめイヤホン

ゲオでは、骨伝導式からノイズキャンセリング機能搭載のものまで、さまざまな種類のイヤホンを販売中です。ここからは、ゲオで販売中のイヤホンのなかでも、特におすすめの商品を5つ紹介します!

【新品】
HIDISC骨伝導完全
ワイヤレスイヤホン
GW1 BK/HIDISC

商品

骨伝導完全ワイヤレスイヤホンGW1は、耳掛け型のイヤホンで、商品名の通り骨伝導で音が聞こえるのが魅力のイヤホンです。

耳掛け型特有の長時間の使用でも耳が痛くなりにくい設計と、骨伝導特有の周囲の音や会話を聞ける仕組みから、ながら聞きにおすすめ。その一方で12mmドライバー搭載による臨場感のある音楽体験や最大連続約8時間再生、IP4防水規格対応など機能面でも非常に高水準となっています。

寝ながら
完全ワイヤレスイヤホン
B99 BK/ゲオ

商品

耳にやさしい特殊シリコンのハウジングとインナーイヤー型を採用した「寝ながら完全ワイヤレスイヤホン」は、耳への圧迫感を極限まで軽減し、就寝時の利用にも最適なイヤホンです。また遮音性も高く、耳栓の代わりとして利用することも可能。

入眠サポートイヤホンとして、音楽を楽しむためのものとはまた違った活用方法を見出すことができるでしょう。IP4防水規格への対応や、菌の繁殖を抑える抗菌仕様など、地味に嬉しい要素が揃っているのもポイントです。

完全ワイヤレス
ANCイヤホン
T39ワイヤレス充電

商品

「完全ワイヤレス ANC イヤホン T39」は、内蔵バッテリー量600mAhのワイヤレス充電対応ケースが付属します。連続待機時間が約80時間と長く、ケースがフル充電状態だと、最大4回充電が可能。旅行やアウトドアといった長時間の外出時にも安心です。

アクティブノイズキャンセリング機能が搭載されており、音声の遅延を軽減するゲーミングモードも使用できます。ダイナミックドライバーの口径は8mmです。IPX5防水規格に対応しているため、スポーツやアウトドアでも安心して利用可能です。

完全ワイヤレス
ANCイヤホン
HT05

商品

ANC(アクティブノイズキャンセリング)機能が搭載された「完全ワイヤレスANCイヤホン HT05」。FF(フィードフォワード)方式/FB(フィードバック)方式が併用されているため、環境音などのノイズを大幅にカットできるのが特徴です。

ANCはON、OFF、パススルーモード(外音取り込み)の3種類から選択でき、シーンによって音の聞こえ方を調整できるのがポイントです。ダイナミックドライバーは10mm(グランフェンコート仕様)が搭載されており、形状は遮音性の高いカナル型です。また、音声アシスタント呼出しにも対応。通勤通学やテレワークにも活用しやすいでしょう。

完全ワイヤレス
イヤホン
DT08

商品

13mmダイナミックドライバー(チタン仕様)が搭載されたGRFD-TWSDT08は、ドライバーが大口径のため豊かで迫力のある重低音を楽しめます。

DSP(Digital Signal Processor)+ENC(Environmental Noise Cancellation)デュアルマイク機能も搭載されており、通話時の音声も非常にクリアです。イヤホンの形状はインナーイヤー型で、左右自動接続の自動ペアリングに対応。音声の遅延を軽減させるゲーミングモード機能もあるため、ゲームプレイや動画視聴にもおすすめです。

まとめ

イヤホンの仕組みや種類について解説してきました。音質はイヤホンの心臓部ともいえるダイナミックドライバーの大きさや種類によって左右されるので、音質にこだわりのある方はその点をよくチェックするとよいでしょう。また、利用シーンによって最適なイヤホンの種類は異なります。通勤通学時に使いたいのか、スポーツやアウトドアでよく使用するのか、自宅でじっくり楽しむときに使うのか、自分なりの利用シーンを想像してぴったりの一品を見つけてください。

ゲオでは、この記事でご紹介したもの以外にも、サイズ・色・機能や特徴の異なる様々なイヤホンを販売中です。いろいろな商品をじっくり比較検討することで、きっとご満足いただけるイヤホンが見つかります。

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