Nintendo Switchやスマホのデータ保存
SDカードがあれば心強い！
「すぐにNintendo Switch本体の容量がいっぱいになってしまう」「スマホにもっとデータを保存したいのに容量が足りない！」……そんなお悩みをお持ちの方におすすめなのが、挿し込むだけで保存容量を増やせるSDカードです。 今回の特集では、知っているようで知らないSDカードの基礎知識や、用途別のおすすめSDカードをご紹介します。※スマホのメーカーや機種によってはＳＤカード非対応の機種がございます。
SDカードでNintendo Switchをもっと楽しく！
Nintendo Switchを遊んでいると、ソフトをDLしたりする保存容量が足りないと思った事はありませんか？
Switch本体にはストレージ（データを保存するための領域）が搭載されており、ゲームやスクリーンショットを直接保存することができます。
しかし、ストレージの容量は32GBと、たくさんゲームをプレイする方には少々心もとない性能です。ゲームソフトによっては1本の容量が5GBを超えることもあるため、ダウンロードでの購入がメインの場合には、「新しいゲームを入れるために古いゲーム削除する」……という手間がかかることもしばしば。また、容量が足りなくてスクリーンショットや録画ができず、ゲームの決定的な場面を記録できなかった！という事態も考えられるでしょう。
そこで今回おすすめしたいのが、Nintendo Switchに挿し込むだけでストレージの容量を大幅に増やせる「SDカード」です。ダウンロード購入したゲームやスクリーンショット・録画をSDカードに保存することで、本体のストレージに余裕を持たせることができます。
SDカードの中には、Nintendo Switch本体の何倍もの容量を誇っているものも。うまく活用すれば、容量切れの悩みから解放してくれる優れものです。
SDカードとは
まずはSDカートについて簡単に説明いたします。
SDカードとは、電子機器に挿入して使う、カード状の小型記録メディアです。名称の“SD”は、「Secure Digital（セキュアデジタル）」の頭文字を取っています。
SDカードは幅24mm・長さ32mmと、記録メディアの中でも極めてコンパクトなサイズが特徴です。Nintendo Switchの他には、デジタルカメラやノートパソコンなどにもSDカード用のスロットが搭載されており、写真や動画、音楽を記録することができます。
micro SDカード
SDカードの一種に、「micro（マイクロ） SDカード」があります。Androidのスマホをお使いの方などは、通常のSDカードよりもこちらのほうが馴染みがあるかもしれません。Nintendo Switchに対応しているのも、このmicro SDカードです。
micro SDカードはその名前のとおり、SDカードを小型化したものです。幅11m・長さ15mmと、SDカードからさらにコンパクトなサイズになっています。パソコンなどある程度の大きさがある機器で使われているSDカードに対して、こちらはスマホなど、より小型の機器向けです。
なお、micro SDカードの多くにはSDカードの変換アダプターが同梱されており、アダプターに挿し込めばSDカードとして使うこともできます。SDカードのほうが価格に対しての容量は大きい傾向にありますが、そこまで多くの容量を必要としない場合には、2パターンの使い方ができるmicro SDを選ぶのがオススメです。
SDカードごとの性能の違いは？
SDカード（micro SDカード）には性能によってさまざまな規格が設けられています。
以下でそれぞれの詳細を確認していきましょう。
容量による違い
SDカードは、容量によって「SDカード」「SDHCカード」「SDXCカード」の3種類に分類できます。
2GBまでの小さめの容量が「SDカード」、4GBから32Gは「SDHCカード」、64GB以上の大容量は「SDXCカード」という区分です。基本的には、容量が大きくなると名前が変わる……と覚えておけば間違いありません。Nintendo Switchを含む新しい機器で使う場合には、「SDXCカード」を選ぶと良いでしょう。
転送速度による違い
SDカードにデータを読み込みこんだり・書き込んだりする際の速度は、「スピードクラス」と呼ばれる規格で表されます。
基本的にはClass 2、Class 4、Class 6、Class 10の4段階に分かれており、数字が大きいほど転送速度が早くなります。
また、4段階の上にはさらに「UHSスピードクラス」という上位の規格が設けられています。Nintendo Switchは「UHSスピードクラス」のうち「UHS-I」に対応しており、こちらの規格のmicro SDカードを使うことで、ゲームの起動やロードにかかる時間を短縮することができます。
Nintendo SwitchのSDカードはどれがいい？
ここまでの内容を踏まえ、Nintendo Switchをとことん遊び尽くすには、「容量が多く」「転送速度が早い（UHS-I）」SDカードを追加するのが最適ではないでしょうか。
「そう言われてもどれを選べばいいのかわからない！」という方に向けて、以下でNintendo SwitchにオススメのSDカードを含むSwitchの関連アイテムをご紹介します。
容量別・用途別のオススメSDカード
ここからは、Nintendo Switch以外の機器でもSDカードを使いたいとお考えの方に向けて、用途別・容量別にオススメのSDカードをご紹介します。
予備として用意しておきたい人は「～32GB」がオススメ
普段はSDカードを使う機会がなく、予備として手元に1枚準備しておきたい……という方には、リーズナブルな価格で手に入る32GB以下のモデルがおすすめです。
容量の数字だけ見ると心もとなく感じるかもしれませんが、例えば32GBの場合、スマホ撮影の写真であれば数千枚、MP3形式の音楽であれば約5000曲以上のデータを保存することができます。
スマホなどで使う場合にはコスパに優れる「64GB前後」を！
スマホで今よりも多くの写真や音楽を保存したいとお考えの方には、価格と容量のバランスが取れている64GB前後のSDカードが向いています。
膨大な量のデータを保存する、というわけでもなければ、基本的には容量に困ることはありません。ときどき動画を撮影する程度なら、余裕を持って使うことができるでしょう。
ゲーム機やカメラで使うなら「128GB～」が鉄板！
デジタルカメラやビデオカメラなど、データの容量が大きい機器で使う場合には128GB以上のモデルをおすすめします。スマホで頻繁に動画を撮影する方も、こちらを選んでおけば安心です。
また今すぐには必要なくても、将来的に保存したいデータが増えたときのことを考えて、あらかじめ大きい容量のものを用意しておくという選択肢も考えられるでしょう。
まとめ
今回は「SDカードでNintendo Switchをもっと楽しく！」と題して、SDカードについての基礎知識やおすすめのSDカードをご紹介しました。 SDカードは汎用性が高く、Nintendo Switchなどのゲーム機以外にも、スマホやパソコン、カメラなどさまざまな機器で使える記録メディアです。そのため今すぐ必要な場合だけでなく、いざという時の備えとして1枚持っておく……という使い方もできます。 容量でお悩みの方は、ぜひこの機会にSDカードを手に入れてみてはいかがでしょうか。
