知って楽する!
キーボードのこんな使い方
公開日:2023.3.24
知って楽する!キーボードのこんな使い方

キーボードの活用で作業の効率が大幅UP!

パソコンやタブレット端末への文字入力をスムーズに行なうために、キーボードの使用は欠かせません。キーボードでの作業は、ビジネスシーンにおける文章作成や資料作成が一般的ですが、オンラインゲームでの操作のために利用されることもあります。

作業を効率よくおこなうためには、タイピングスピードを上げることが望ましいですが、キーボード使用ならではの裏技を使うと、このスピードをさらに上げることができます。今回はWindowsPCでキーボードを使用する際の便利な機能や裏技を紹介します。

キーボードの「キー」の役割り
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キーボードのキーの数と配列は、国によって異なることをご存知ですか?また、WindowsとMacとの間でも配置が若干異なります。慣れないキーボードでの入力に違和感をもつのは、こういった差異が要因の1つとしてあげられます。しかし、キーボードのキー配置は概ね5つのグループに分かれています。

文字、数字、句読点、記号のキーが含まれる
入力 (英数字) キー
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単独または他のキーと組み合わせて使うことで、
特定の操作を実行する
コントロール キー
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特定の操作を実行するときに使用し、
[F1]~[F12] までのラベルが付いている
ファンクション キー
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カーソル(ポインター)をある場所から別の場所に移動させるときや、
Webページ等の閲覧時、スクロールするときに使用する
ナビゲーション キー
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数値をすばやく入力できるキー
(ノートパソコンで利用する際は、外付けとなる場合が多い)
テン キー
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キーボードには、これらのキーの機能を活用した裏技があります。それが「ショートカット」と「ファンクションキー」の活用です。

まずは「ショートカット」について。「ショートカット」とは、キーボードにある単独、または複数のキーを組み合わせることで特定の機能を発生させる方法です。実は、マウスを右クリックするとショートカット方法が記載されます。普段意識しなければ気付きませんし、操作はマウスの左右クリックで完結する方も多いと思いますが、活用できると便利です。

次は「ファンクションキー」について。「ファンクションキー」とは、先にも述べた通り[F1]~[F12]までラベルが付いたキーのことです。パソコンのバージョンによって若干異なりますが、ほとんどのキーボードでは以下のような機能があります。

キー

F1:ヘルプ表示
F2:ファイル名の変更
F3:ファイルまたはフォルダを検索
F4:マイ コンピュータまたはエクスプローラーでアドレスバーの一覧を表示

キー

F5:Webページ更新
F6:平仮名変換
F7:全角カタカナ変換
F8:半角カタカナ変換

キー

F9:全角アルファベット変換
F10:半角アルファベット変換
F11:全画面表示
F12:名前を付けて保存ウィンドウが表示される※Microsoftの一部ソフト限定

[F6]~[F10]は主に文字変換で使用されます。文字変換ではスペースキーを連打しているという方は、知っておいて損はありません。なお、ノートパソコン等では専用の機能が割り当てられていることが多く、活用の幅が広いことも特徴です。

「ショートカット」と「ファンクションキー」を組み合わせると、キーボード上で作業が完結することが多くなります。右手をマウスに移動する手間がなくなる分、格段に作業スピードが上がるでしょう。

いろいろなシーンで使える「
ショートカットキー」紹介

「ショートカット」は複数のキーを組み合わせて実行することが多く、この時に使用されやすいキーは以下の4つです。Windows用のキーボードで使える代表的なショートカットをご紹介します。

Shift(シフト)

  1. Shift+Delete

    選択したファイルを完全に削除

  2. Shift+矢印

    複数の項目を選択

  3. Shift+F10

    右クリックメニューを表示

  4. Shift+Home

    現在のカーソル位置から行頭までの文字を選択

Alt(オルト)

  1. Alt+F4

    アプリ終了やシャットダウン操作

  2. Alt+Enter

    プロパティを表示する

  3. Alt+

    1つ前のフォルダに移動

  4. Alt+

    1つ先のフォルダに移動

Ctrl(コントロール)

  1. Ctrl+A

    フォルダ内の全てのファイル、フォルダを選択

  2. Ctrl+C

    選択しているファイル、フォルダをコピー

  3. Ctrl+X

    選択しているファイル、フォルダの切り取り

  4. Ctrl+V

    コピーした、もしくは切り取った
    ファイルやフォルダの貼り付け

  5. Ctrl+Z

    操作の取り消し

Windowsロゴ

  1. Windows+E

    エクスプローラーウィンドウを表示

  2. Windows+R

    ファイル名を指定して実行するウィンドウを表示

  3. Windows+Tab

    タスクバーにあるプログラムを選んで実行

  4. Windows+D

    全てのウィンドウを最小化、もう一度押すとウィンドウの状態を復元

  5. Windows+F

    フィードバック Hub(問題の報告や機能の提案) を開く

  6. Windows+Pause

    システムのプロパティウィンドウを表示

  7. Windows+Shift+S

    画面の一部を切り取るスクリーンショット

他にもある!
キーボードを使ってできること

ここからは、「知って得する」「誰かに教えたくなる」ショートカット方法をご紹介します。

閉じたタブの復活

  1. Ctrl+Shift+T

    ネットサーフィンをしていると、ついついタブの数が増えていきます。このタブを整理しようと、誤って必要なページを削除してしまったことはありませんか?履歴から遡ることもできますが、[Ctrl]+[Shift]+[T]を押すと閉じたタブが復活します。

入力フォームの移動

  1. Tab

    会員登録などをする時に、入力フォームに住所、氏名、年齢などをいちいち入力することが面倒。そんな時は、[Tab]を押してください。次の入力欄に移動できます。 目的の入力欄を行き過ぎてしまった時は、[Shift]+[Tab]で戻ることができますよ。

パソコンがフリーズした場合

  1. Ctrl+Alt+Delete

    パソコンがフリーズする理由はさまざまですが、アプリケーションの不具合が起きた場合は、再起動をしても解消されないことがあります。そんな時は、[Ctrl] + [Alt] + [Delete]を押して、タスクマネージャーを起動しましょう。アプリケーションの動きを個別で止めることができるため、フリーズが改善されることが多いです。また、この動作から強制終了も可能です。

ウィンドウ一覧を表示する

  1. Alt+Tab

    資料作成をしていると、WordやExcelなどを使用しながら、ブラウザで検索をするなど、複数のアプリケーションを同時に起動することが多いでしょう。起動しているアプリケーションが多くなると、1つ1つ確認するのは面倒です。そんな時は、[Alt]を押したまま[Tab]を押してみてください。ウィンドウを一覧表示できます。この時、[Tab]を何度か押すとウィンドウの選択が可能です。開きたいウィンドウを選択しキーを離すと、選択したウィンドウが最前面に表示されます。

絵文字を表示する

  1. Windows+.(ピリオド)

    感情表現の補完として使用される絵文字。「絵文字」と入力して予測変換しても出てきません。表示の方法がわからなくてお困りの方は、[Windows]+[.(ピリオド)]を押してみてください。たくさんの顔文字が表示されます。ちなみに、顔文字や記号も表示することができます。

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まとめ

今回は、キーボードにまつわる「ショートカット」と「ファンクションキー」の活用方法をご紹介しました。一般的に知られているものから、知って得するものまでさまざまでしたが、今回紹介したものはごく一部です。皆さんはどれくらいご存知でしたか?ぜひこの記事を参考に活用して、パソコン作業をもっと楽に、効率化してみてください。

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