
これで不安とはさようなら。明日からできる充電切れ対策
iPhoneやAndroidなどのスマートフォンを使ううえで避けて通れないのが、充電切れの問題です。私たちの生活にはスマートフォンなどが浸透している分、使えなくなったときの影響も大きいもの。特に出先で充電が切れたときには、地図アプリやメッセージアプリが使えず途方に暮れてしまうことも少なくありません。
今回はiPhone・Androidなどのスマートフォンの永遠の課題とも言える充電切れへの対策をテーマに、充電器の基礎知識やバッテリー交換の目安、街にある充電スポットについてご紹介します。
スマホの充電事情…
よくある「え、もうこんなに減っているの!?」

メーカー各社が続々と新しいiPhone・スマートフォンの機種を開発するのにともない、バッテリーの性能は日々向上しつづけています。とは言え、空き時間にゲームや動画視聴をしていると、気づけばバッテリーが残り少なくなっていることも。「毎朝100パーセントまで充電しているのに、夕方ごろにはほとんど切れかけ」……。
そんなお悩みをお持ちの方も多いのではないでしょうか。
バッテリー交換の目安

買った当初よりもスマホの充電の持ちが悪いと感じる場合には、バッテリーの劣化が原因になっているかもしれません。
スマホのバッテリーには一般的にリチウムイオン電池が使用されています。リチウムイオン電池の最大容量は充電を繰り返すたびに少しずつ減っていくため、同じバッテリーを使えるのはおよそ2~3年程度です。
もちろんお使いの機種や使用頻度によって実際の寿命は異なりますが、2年を目安にバッテリーの劣化を感じる方が多いようです。朝に100パーセントだった充電が日中に切れてしまうようであれば、交換を検討するとよいでしょう。 なお、スマホでは、設定画面でバッテリーのおおまかな劣化具合を確認することができます。使用感とあわせて、こちらもバッテリー交換の判断材料にするのがおすすめです。
バッテリーを節約するための
3カ条
スマホの使い方を意識すれば、バッテリーを普段よりも長持ちさせられます。参考までに、バッテリーを節約するために押さえておきたい3カ条をご紹介します。
- その1使っていないアプリはOFFに! アプリは裏で起動しているだけでバッテリーに負担をかけてしまうことも。普段から、使い終わったアプリは忘れずに終了させる癖をつけておくのがおすすめです。
- その2画面の明るさは必要最低限に! 画面の明るさはバッテリーの持ちに直結します。見づらくならない範囲で明るさを調節するのがおすすめです。
- その3GPSやBluetoothなどの通信にも要注意! 各種通信をする際にもバッテリーの減りは早くなります。GPSやBluetooth、Wi-Fiなどの機能は、利用していないときにはOFFにしてしまう選択肢もあるでしょう。
主な充電器の種類
「寝る前に充電を忘れた!」「出かける直前まで使っていたらバッテリーが50パーセント」……。そんなうっかりミスは、使う充電器を工夫することで予防できるかもしれません。 一口に充電器と言っても、その種類はさまざまです。外出中でもすぐに充電できるモバイルバッテリーや、急速充電対応のタイプなど、便利な機能を搭載しているものも多くあります。以下で代表的な充電器の種類と、その特徴を確認していきましょう。
AC充電器
コンセントにACアダプターを差し込み、ケーブルでスマホにつなぐ充電器です。もっともスタンダードなタイプであり、「充電器」と言えば基本的にこのAC充電器を指します。ケーブルを接続するためのポートが複数搭載されているモデルや、ACアダプターとケーブルが一体になっているモデルなど、バリエーションもさまざまです。
