
意外と知らないスマートTVの機能と選び方
皆さんは普段どのように映像コンテンツを楽しんでいますか?「スマホで見る」というかたも多いのではないでしょうか。しかし、ここでおすすめしたいのは「スマートTV」!
スマートTVをインターネットに繋げば、パソコンやスマートフォンのようにお好みのコンテンツを大きな画面で、気軽に楽しむことが出来ます。
さまざまな方法で多種多様なコンテンツが配信されている現代、スマートTVは視聴する人の好みや使い勝手の良いプラットフォームに合わせて自由にカスタマイズできる、まさに次世代のテレビなのです。
スマートTVってなに?
スマートTV(スマートテレビ)とは、一言で言えば「インターネットに接続できるテレビ」のことです。
一般的なテレビは、本体に搭載されたチューナーを通じて地上波デジタル放送やBS・CS放送を視聴することができるのですが、スマートTVは、基本的にインターネット接続して使用します。テレビチューナーやアンテナ線が無くても、テレビチューナー非搭載のモデルであっても、インターネット回線さえあれば対応したコンテンツを視聴することができます。
購入時にテレビチューナー非搭載のものを購入したものの、後から「やっぱり地上波も見たい」と気が変わった場合もご安心ください。外付けのチューナーやチューナー付きHDDレコーダーを接続する事で、地上波やBS・CS放送の視聴が可能になるのも自由度の高いスマートTVならでは。
スマホのようにアプリやストリーミングサービスを利用したり、Webサイトの検索・閲覧ができるといった点から、柔軟かつカスタマイズした方法でテレビを視聴したいかたにおすすめです。
スマートTVでできること
01VOD(動画配信サービス)の視聴

スマートTVなら、VOD(動画配信サービス)の視聴が簡単にできます。VODとは、「Video On Demand(ビデオ・オン・デマンド) 」の略称で、映画やドラマ、アニメなどを配信しているサービスのことを指します。Netflix・Amazon Prime Video・Huluなどのサービスの名前を聞いたことがあるかたも多いのではないでしょうか。
大画面でさまざまな映画・ドラマ・アニメなどが楽しめるのは嬉しいですよね。ただし、対応しているVODサービスはスマートTVの機種によって異なる点に注意が必要です。
02スマホ・タブレットのミラーリング

続いて紹介するのは、スマートフォンやタブレットのミラーリングです。ミラーリングとは、スマホやタブレットの画面に表示されているものをテレビの画面にそのまま表示させる機能のこと。スマートフォンで動画を見ていて、画面が小さく見づらいと思ったことのある方は少なくないでしょう。ミラーリング機能はそんなときに活躍してくれます。また、操作は手元のスマートフォン・タブレットで行うため、普段どおりの慣れた操作で動かせる点もありがたいところ。
03Webサイトの閲覧

インターネットに接続して使用するスマートTVは、スマホやパソコンのようにWebサイトの閲覧も可能です。基本的な操作は本体に対応したリモコンで行います。そのため操作性はスマホやパソコンとは大きく異なりますが、音声検索に対応している製品も多いため、マイクに向かって話しかけるだけで操作でき、寝転がりながらでも気軽に操作しやすくなっている点は、ならではの利点と言えるでしょう。
04SNS連携

スマートTVとSNSを連携させれば、テレビ番組を見ながらSNSをチェックする、という使い方ができるでしょう。視聴中の番組への感想をリアルタイムでチェックしたり、自分でも投稿して仲間と共有すれば、コンテンツの楽しみかたもより広がるのではないでしょうか。
ながら見でSNSの画面を操作できるので、見たい場面を見逃してしまう心配もありません。
05アプリの利用

スマートTVの中には、アプリストアにアクセスして追加でアプリをインストールできるものもあります。Android TVやGoogle TVなどといったOS(コンピューターを動かすために必要なシステムのこと)を搭載したスマートTVなら、Google Playストアを利用してスマホのような感覚でアプリを追加できます。
映像コンテンツを視聴するだけでなく、天気・ニュース情報を確認したり、ゲームをプレイしたりすることも可能です。
スマートTVを選ぶメリット
パソコンを使わず
気軽に大画面で動画を楽しめる
スマートTVを利用する最大のメリットは、気軽に大画面で高画質の動画を楽しめるという点です。これまで、大画面で映画やドラマ、動画などを楽しむためには、パソコンを用いるのが一般的でした。しかし、パソコンで動画を楽しむためにはある程度のスペックが必要で、価格も安くはありません。何より、パソコンの操作に慣れない人からすれば、手が出しづらいという難点がありました。それを解決してくれたのが、スマートTVです。スマートTVなら、本体をインターネットに接続するだけで誰でも簡単に大画面で動画を楽しむことができます。
音声で
簡単に操作できる
2つ目のメリットは、音声による操作ができる点です。例えばスマートTV上で何かを検索する際、リモコンの十字キーだけでは文字入力がしづらいと感じたことがありませんか?このストレスを解消してくれるのが、音声による操作です。何かを検索する際にも、音声入力を使えば、リモコンよりスムーズに文字を入力できます。なお、中には音声入力に対応していない機種もあるため、購入する際は音声操作の有無を確認するようにしましょう。
スマートTVの選び方
ひとえにスマートTVと言っても、搭載している機能や操作性はメーカーによって異なります。ここからは、スマートTVを選ぶ際に注目すべき2つのポイントを紹介します。
01OSで選ぶ
スマートTV選びでまず注目すべきはOSです。OSの種類によってできることが変わってきます。要なVODは基本的にどのOSでも利用できますが、一部利用できるサービスに差異があったり、操作性などに違いがあったりします。詳しく知りたい方は各メーカーのホームページをご確認ください。
自由度の高さを求める方には、Android TVやGoogle TVを搭載したモデルをおすすめします。操作性にこだわりたいなら、現在使用しているテレビと同じメーカーのものを選ぶのがおすすめです。
02解像度で選ぶ
スマートTVを選ぶうえでさらにこだわりたいのが、解像度です。解像度とは、画像を構成するドットやピクセルの細かさを表す指標のこと。解像度が高いほど高画質で美しい画像になります。「4K対応テレビ」といった言葉を聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。この「4K」というのも解像度を表す言葉です。最近のテレビの解像度は「フルHD」「4K」「8K」が主流になっています。それぞれの解像度について、以下の表にまとめました。
水平×垂直 | 画素数 | |
フルHD | 1920×1080 | 210万画素 |
---|---|---|
4K | 3840×2160 | 830万画素 (フルHDの4倍の画素数) |
8K | 7680×4320 | 8K 7680×4320 3320万画素 (フルHDの16倍の画素数) |
なお、4K対応のテレビを買ったからといって、すべてのコンテンツを4Kの解像度で見られるわけではありません。配信されているコンテンツ側も4Kに対応している必要があります。また、パソコンや家庭用ゲーム機をテレビにつないでプレイする場合には、接続ケーブルが4Kに対応していなければなりません。4Kや8Kのコンテンツを楽しみたい場合は、テレビだけでなく周辺機器やコンテンツ側も対応しているか事前に確認しておきましょう。
ゲオおすすめのスマートTV
最後に、ゲオオンラインストアでお取り扱いのある おすすめスマートTVをご紹介します。
本製品は4KHDRに対応しており、テレビの大画面で高画質な映像を楽しむことができます。また、Android TVを搭載している点も注目すべきポイント。Google Playストアを利用できるため、ストアから気になるアプリを自由に追加できます。加えてGoogleアシスタントも搭載していることから、音声操作にも対応しリモコンのボタンを使わずとも操作できるようになっています。なお、本製品はチューナーレスとなっており、地上波デジタル放送は視聴できない点には注意が必要です。サイズは50インチと43インチの2種類を展開。お部屋に合ったサイズ感のものを選べます。

まとめ
スマートTVなら、複数のサービスで配信されているコンテンツを気軽に視聴することができます。さまざまな動画配信サービスが乱立している時代だからこそ活躍してくれる次世代のテレビと言えるでしょう。ステイホームで家にいることが増えた今こそ、おうち時間をより快適にするためにスマートTVの導入を検討してみてはいかがでしょうか。