スマホのセキュリティ、みんなどうしてる?
公開日:2022.10.24
スマホのセキュリティ、みんなどうしてる?

安全性の高いパスワードと各種セキュリティ機能について

パソコンと比べて軽視されることも多いスマホのセキュリティ。しかしスマホには個人情報をはじめとした重要なデータが満載されており、攻撃を受けると思わぬ被害に遭ってしまう恐れもあります。

そこで今回は、スマホのセキュリティ対策について、ぜひ押さえておきたいポイントをご紹介します。

皆さんは大丈夫?スマホのセキュリティ

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「スマホのセキュリティ対策、どうしていますか?」と聞かれたとしたら、皆さんはどのように答えるでしょうか。なんとなくセキュリティが大切だと分かってはいても、具体的に「何をしている」と答えるのが難しい方もいるかもしれません。

私たちは普段、毎日のようにスマホを使っています。そしてスマホには、友達や家族の連絡先が登録されていたり、プライベートな写真や動画が撮りためられていたりするものです。

スマホがウイルスへの感染をはじめとした攻撃を受けると、そういった重要なデータが全て顔も知らない第3者の手に渡ってしまう恐れがあります。よって、ご自身はもちろん周りの大切な人たちに被害が出ないようにするためにも、スマホのセキュリティ対策は非常に重要なのです。 

パスワードの重要性と、危険なパスワード

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スマホに限らず、「パスワード」はセキュリティの基礎とも言える存在です。パスワードが流出してしまうと、各種アプリやWebサイトへのログインを通して、さまざまな被害が生まれてしまいます。金融機関やクレジットカードなどを悪用された場合には、金銭的な被害につながることも考えられるでしょう。

まず大前提として、パスワードを管理するときには、「自分だけがパスワードを知っている状態」にすることが重要です。家族や友達であっても、周りの人にパスワードを教えるのはNGと考えておきましょう。紙やスマホ内のメモアプリにパスワードを記載するのも、できるかぎり控えたほうがベターです。また、パスワードを作るときには、第3者が推測しやすいものは避けるようにしましょう
例えば以下のようなパスワードは、セキュリティ性が低く、攻撃を受けやすいと言えます。

  • 連番の数字(「0000」や「9999」など)
  • 誕生日や記念日(「1205」「0803」など)
  • ありがちな文字列(「12345」「password」など)
  • 自分や家族の名前

いわゆる「ハッカー」が攻撃を仕掛ける際には、SNSなどから個人情報を集めたうえで、パスワードの候補を絞り込むケースがあります。

そのため、誕生日や名前など、個人情報と関連した文字列はパスワードに含めないようにしたいところです。

セキュリティ性が高いパスワード

それでは逆に、セキュリティ性が高い、頑丈なパスワードとはどのようなものなのでしょうか。結論から言えば、以下の3つの要素を満たしているパスワードであれば、攻撃を受けるリスクを減らせます。

ある程度の
文字数がある
(長いパスワード)

アルファベットの
大文字・小文字、
数字、記号など、
異なる種類の文字が
使われている

単語・文章に
なっておらず、
意味を持たない
文字列である

まず文字数に関しては、説明がなくてもイメージが付きやすいと思います。仮に0から9の数字だけでパスワードを作る場合、4桁では10,000通りの組み合わせしかないのに対して、10桁の場合には100億通り(10,000,000,000)まで可能性が広がります。基本的には、10桁以上のパスワードであればある程度安心できると考えて問題ありません。

そして長さを確保したうえで、アルファベット、数字、記号を組み合わせると、さらに複雑なパスワードを作ることが可能です。 また、文章などの意味を持った文字列を避けることで、セキュリティ性はさらに高まります。例えば「Ilikedogs(I like dog)」よりも、「G3ra-wa_oGe0h」などの無意味なパスワードのほうが比較的安全といった具合です。

補足として、アプリやWebサイトごとに違ったパスワードを設定することも重要になります。どれだけ複雑なパスワードであっても、万が一流出してしまった場合のことを考えて、できるだけバリエーションを持たせるのがおすすめです。 

安全で忘れないパスワードを作るコツ

ここまで、危険なパスワードと安全なパスワードの特徴をそれぞれご紹介してきました。しかし、実際にパスワードを設定するとなるとどうしてもシンプルなものを選んでしまいがち……という方も多いと思います。
第一に、複雑なパスワードは覚えるのが大変です。いくつものWebサイトなどでパスワードを設定するときに、毎回、記号や英数の大文字小文字を織り交ぜた複雑なパスワードを作るのはあまり現実的とは言えません。
そこでここからは、安全かつ忘れづらいパスワードを作るコツを2つご紹介します。

※今回ご紹介するのはあくまで一例です。例として挙げた文字列をそのままパスワードとして設定するのは避けていただきますようお願いいたします。

コツその1単語を逆さにしたり、
数字や記号に置き換えたりする

先ほど「単語など意味のあるパスワードは好ましくない」とご説明しましたが、少し工夫すれば、単語を使ったパスワードでもセキュリティ性を確保できます。
それは、単語を逆さにしたり、単語の一部を数字や記号に置き換えたりすること。例えば同じ「Apple」でも、「App“1(数字の1)”E」や「“@”(アットマーク)pPle」とすれば、覚えやすく忘れづらいパスワードを作れるのです。

コツその2Webサイトやアプリごとに
文字列を加える

もう1つのコツは、パスワードの使い回しを避けるためのアイディアです。 例えば同じ「@pPle」を使う場合でも、ゲオの会員登録では「GeO_@pPle_Geo」とするなど、Webサイト・アプリごとに文字列を付け加えることで、パスワードの使いまわしを避けることができます。

スマホに搭載されたセキュリティ機能

続いて、パスワード以外の部分でスマホのセキュリティ対策をする方法です。
スマホの代表的なセキュリティ機能には、次の3つがあります。

指紋認証機能

指紋認証機能

スマホのボタンなどを使って指紋を読み取り、ロックなどを解除する機能です。全てのスマホに搭載されているわけではない点がネックではありますが、手軽かつ確実にセキュリティ対策をできるのが魅力です。

顔認証機能

顔認証機能

カメラによって利用者の顔を読み取り、認証する機能です。指紋認証と同じく使えるスマホは限られますが、手袋などをしていても使えるといったメリットがあります。

パスワード管理機能

パスワード管理機能

スマホ本体にパスワードを保存し、必要なときに自動的に入力する機能です。AndroidスマホでもiPhoneでも使え、パスワード管理の手間を省くことができます。ただし指紋や顔による認証とは違って、本人以外でも使えるという点には注意が必要です。

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まとめ

今回はスマホにおけるセキュリティ対策の重要性や、その方法についてご紹介しました。思わぬ被害に遭わないためにも、最低限の対策は徹底しておきたいところです。次にパスワードを作るときには、ぜひ今回ご紹介した内容を思い出してみてください。
また、便利にセキュリティ性を高めたい場合には、生体認証などの各種機能を搭載したスマホを使うのもおすすめ。今のスマホを長いあいだ使い続けている……という方は、この機会に機種変更を検討してみてもいいかもしれません。

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